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【開催報告】茶エンナーレ・セッションVol.1が開催されました

当日の様子を動画にてご覧下さい。

 

茶エンナーレ・セッションVol.1

 

茶エンナーレセッションとは

 「かけがわ茶エンナーレ」は、日本有数の茶産地掛川を舞台に、市民にとって最も身近な「茶」と「文化芸術」の結びつきによるアートプロジェクトです。
 市民とアーティストたちによって市内全域で展開される文化芸術プログラムへ、創る側、観る側として多くの市民に参加していただき、子どもから高齢者まで楽しめる未来につながるアートプロジェクトを展開します。
 また、その舞台となる美しい茶園や歴史ある街並みなどの地域資源の魅力や価値を再認識すると共に、掛川の新たな魅力を世界に向けて発信して、「茶」を「縁」とした国内外の交流拡大、産業振興、移住・定住の促進などにもつなげていきます。

 これから行う「セッション」は、市民の参加を呼びかけ、「かけがわ茶エンナーレ」を市民と一緒に考える機会として、来年秋の茶エンナーレ本番までの間、毎回異なるテーマや切り口で開催していきます。
 この「セッション」に参加し、市民総参加で楽しめる「かけがわ茶エンナーレ」を実現しましょう!

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◎チラシ掲載写真
船井美佐  「楽園/境界」2014年 素材:鏡、顔料、木  
東京都現代美術館 撮影:木奥恵三

概要


開催日時
平成28年8月11日(木曜日・祝日) 午前10時30分~午後4時30分

会場
22世紀の丘公園「たまり~な」(〒436-0011 掛川市満水1652、電話:0537-24-2722)
>22世紀の丘公園・たまりーなホームページ

プログラム
●ワークショップ「キッズアート -いろのらくえん-」

アーティストの船井美佐さんといっしょに絵を描こう!
色の美しさを感じながらみんなで大きなキャンバスに絵を描きます。
アオとキイロをまぜていろんなミドリを作ってみよう。
掛川の色はどんな色?
大きな葉っぱの絵をつくろうよ。

 会 場:たまり~な 工作室
 時 間:①10:30~12:00 ②13:00~14:30
 対 象:3歳から大人まで(未就学児は保護者同伴。見学の兄弟同伴可。)
 申 込:不要(入場自由)
 参加料:無料
 持ち物:着替えまたは、汚れてもいい服装でご参加ください。

●トークセッション「アートで遊ぼう -お茶に恵まれた暮らし-」

子どもの頃から美味しいお茶を飲んで育つ掛川の子どもたち。
大人になっても美味しいお茶の味がわかります。
子どもの頃から続けていけば現代アートも同じです。
かけがわ茶エンナーレの最初のセッションでは、掛川のことをよく知る松浦さん、山本さんに、子ども時代のこと、今直面していること、さらに船井さんには地域のアートプロジェクトや子育てのこと、身近なテーマで話をします。

 会 場:たまり~な 大研修室
 時 間:15:00~16:30
 対 象:一般(お子様との入場可。託児サービスもあり。)
 申 込:不要(託児サービスを希望される場合は、事前申込が必要。)
 参加料:無料
 託児所:和室研修室
※託児を希望される方は、かけがわ茶エンナーレ実行委員会事務局にお申し込みください。(電話:0537-21-1126)

●冷たくて美味しい掛川茶の冷茶サービスがございます。


出演者
●ワークショップ・トークセッション

船井美佐(ふない みさ) 現代美術作家
>船井美佐ホームページ

 イマジネーションと現実の境界をテーマに絵画作品を制作。見る者が絵の中に入り込み反転する空間を作り出す。鏡の作品シリーズや、子供が乗って遊ぶ事が出来る絵画インスタレーションなどを展開。美術館等での発表の他に、パブリックアートや地域のアートプロジェクトなど、社会と交差するアートの在り方について考えている。

1974 京都市に生まれる
2001 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了
2009 「VOCA 展 2009 現代絵画の展望ー新しい平面の作家たち」
   (上野の森美術館/東京/同 2010 )
2013 「KAMIKOANI プロジェクト秋田 2013」
   (旧沖田小学校・上小阿仁村/秋田)  
2014 「ワンダフルワールド」(東京都現代美術館/東京)
2015 「こどもと旅する美術館」(美ヶ原高原美術館/長野)
    個展「楽園/境界~どこにもない場所~」(奈義町現代美術館/岡山)

●トークセッション

松浦 昌巳(まつうら まさみ) NPO法人WAKUWAKU西郷理事長、茶農家、掛川市教育委員

 2007年から地区ぐるみの古紙回収事業を推進し、西郷小学校に太陽光発電システムを導入するプロジェクトを成功に導いた。平成27年には古紙だけでなく、アルミ缶などをふくめた資源化物回収事業を行う「あすなろ応援団」を立ち上げ、市内小中学校へICT教育資材などを寄付する活動を展開。地域と一丸となって環境、教育の活動に取り組んでいる。


山本 和子(やまもと かずこ) NPO法人掛川の現代美術研究会代表、(株)大国屋本店 代表取締役

 2002年、美術品が配された街の魅力を発信する事業を行う「掛川の現代美術研究会」を発足。2007年より山口裕美氏プロデュースによる「掛川現代アートプロジェクト」を行い、7つの茶道具を制作して「夜の美術館と現代アート茶会」でお披露目するなど、「茶」と「アート」を融合させた取り組みを行っている。その他、「街中美術館」、「チョークアートフェスティバル」、「掛川ひかりのオブジェ展」を手掛けている。


山口 裕美(やまぐち ゆみ) かけがわ茶エンナーレ総合プロデューサー
               アートプロデューサー、(株)YYARTS代表
>YY ARTSホームページ(山口裕美)

 アーティストを最も近い場所から応援するその活動から「現代アートのチアリーダー」の異名を持つ。「イート金沢99総合プロデューサー」。
 NPO法人「芸術振興市民の会」を仲間と設立(2000)現理事長。「掛川現代アートプロジェクト」プロデューサー(2008-2014)。公益財団法人現代芸術振興財団ディレクター。玉川大学観光学部・女子美術大学芸術学部非常勤講師。
 現在、静岡新聞にて「時評」連載中。http://yyarts.co.jp

主催等
主催:かけがわ茶エンナーレ実行委員会
共催:掛川市
助成:一般財団法人地域創造