掛川市では、平成29年10月21日から11月19日までの30日間、市内全域を舞台にした初めての大規模地域芸術祭「かけがわ茶エンナーレ」を開催しました。期間中、延べ約17万人が来場し、掛川市民をはじめ県内外からお越しの多くの皆様に、「かけがわ茶エンナーレ」の開催をきっかけに市内を巡り歩き、市民や地域、アーティストによるアート作品やパフォーマンスなどの多彩なプログラムを体験していただくとともに、掛川が誇る多くの歴史資源や美しい風景などの魅力を感じていただきました。
今回の「かけがわ茶エンナーレ」の開催による成果として、各エリアにおいて、展示やワークショップなどのプログラムが市民とアーティストの協働により実践されたことや、地域の魅力を活かしたおもてなしなどの取り組みが市内各地に広がるなど、これまでにない市民活動の動きが見られたことがあげられます。「かけがわ茶エンナーレ」に関わった多くの皆様の「ご縁」によってもたらされたこの動きは、「かけがわ茶エンナーレ」の目指すところであり、「協働のまちづくり」や「教育・文化日本一」の実現に、少なからず近づいたものと実感しております。
結びに、「かけがわ茶エンナーレ」の開催に際し、千日プロジェクトとして事業の立ち上げから3年間ご尽力いただきました実行委員会の皆様、すばらしいアーティストのキャスティングにより掛川の魅力を最大限に引き出していただきました山口裕美総合プロデューサー、市民をはじめ来場者に多くの感動を与えてくださった97組のアーティストの皆様、そして多大なるご協力をいただきました企業・団体・関係者の皆様に、あらためて御礼申し上げます。